映画館でのマナーがきちんとできない人は映画を観るべきではない!
と言いたい人も大勢いるのではないでしょうか?
肘掛けの占領、携帯電話、おしゃべり、前の人が壁になって見えない、クチャクチャと食べる音が気になる・・・などなど。
ここでは、映画館のマナーについて紹介していきますので、心当たりがある方は改善していってくださいね。
目次
映画館のマナー・肘掛けは左右どっち?
出典:Oggi.jp
長年、多くの人が疑問に思っているであろう肘掛けの「左右どっち問題」。
端の席であれば外側を使えば問題ないですが、内側のほうの席はどっちを使えばいいのか迷ってしまいますよね。
で、結局どっちが正しいの?
答えは、「明確には決まっていない」なんですよね。
映画館の関係者に確認しているメディアも多く見られ、そのほとんどが「お客様のご判断にお任せ」しているというのです。
日本人は右利きが多いので右側と言う人もいれば、左が一般的と言う人もいますがルールはないのが現状です。
映画館によっては肘掛けに席番号が振ってあるものもあるので、その場合は明確ですが。
映画館の多くは、お客様同士で話し合って・・・と話すに留まっています。
両方を使うのは人としてどうかと思いますが、公共のスペースでは誰のものでもないというのが通ってしまうので、結局は個人のモラル次第っていうね。
ちなみに、肘掛けで問題になりやすい新幹線でもルールはないのだという。だったら肘掛けをそれぞれの席に両方つければ良いじゃんと思うかもしれませんが車両の幅が決まっているので無理なのだとか。
え、じゃあ映画館ならイケるじゃん!と思うのですが・・・。
近年は、両方を使える広々として映画館もできてきているようですが、この問題は今後も続いていきそうなんですよね。
基本的な注意事項の一覧
映画を観る時には、本編の前に注意事項が流れますが、その他にも守っておきたいマナーというものがあります。
↑の注意事項は、全国興業生活衛生同業組合連合会という、公共の施設などを利用する人の安心安全を守っていくための組合が提示してるものになります。
基本中の基本なので、これができないのであれば映画館に行ってほしくないくらいのものですよね。
簡単にそれぞれについて見ておきましょうか。
携帯電話の電源を切る
上映中に着信音が流れたら、せっかくの映画が台無しです。
同じお金を払っても楽しめないという理不尽さも感じますし、音が出てしまった人は因縁を付けられかねないので必ず電源をOFFにしましょう。
基本的には電波が悪い状況になっていると思いますが、念には念を。
マナーモードでもバイブの音が響きますし、何時か確認するために携帯を見るなんて人もいます。
暗い中での光は目立つので、電源を必ず切って作品に集中するようにしましょう。
録音・撮影の禁止
作品を録音・撮影するのは、そもそも犯罪となるので厳禁です。
いち早くネットに上げれば、再生回数を稼げるのでやってしまう人がいますがすぐに特定されて逮捕されちゃいますよ。
特に近年は、漫画村の厳罰が話題となり著作権の侵害などについてのモラルは少しずつ良くなってきてはいますが、それでも海外のサイトなんかには載っていたりもするんですよね。
禁煙
これは当たり前すぎて書くのもバカらしいくらいですが、もちろんタバコを場内で吸ってはいけません。
どうしても吸いたいのであれば、映画館に行かずに喫煙所で存分に吸っていてくださいね。
たった2時間も我慢できないようであれば、映画館には向いていないのでしょう。
遅れての入場
よく、上映が始まってから暗い中入ってくる人がいますが、これは神経を疑ってしまいます。
映画の上映時間に間に合わないくらい時間にルーズな人って、どんなことに対しても遅刻しがちな人なのかなと思ってしまいませんか?
交通の遅れなども考えられますが、そういったことも考えた上で早めに行動すればいいのでは?
上映前のCM中であればまだいいですが、本編が始まってからだとその人に気がいってしまい映画の場面を覚えていないなんてこともあるんですよね。
18歳未満の23:00以降の入場
これは、各自治体の条例によりますが18歳未満の23:00以降の入場は禁止されているところが多いので、必ずチェックしておきましょう。
未成年が、深夜の映画館を楽しむというのは何だか刺激的な気もしますが、ダメなものはダメ!
青少年とは、18歳未満の者をいいます
深夜とは、午後11時から翌日の午前4時までの間をいいます
出典:警視庁
という条件のもと
カラオケボックス、まんが喫茶、インターネットカフェ、映画館、ボーリング場など
施設の経営者等は、深夜、青少年を施設に立ち入らせてはいけません。
30万円以下の罰金に処せられます。
出典:警視庁
東京では警視庁が注意していますが、2000円くらいの映画が30万円の高級作品となってしまいます。
割引では学生証を用意
割引などのサービスでは、学生証を見せなくてはいけないので、ごまかして入ろうとしても止められちゃいますよ。
ただただ、恥ずかしいだけなので、学生割引の時は学生だけがサービスを受けましょう。
おしゃべり
上映中のおしゃべりも、迷惑行為の代表格ですね。館内は静かに環境で、作品の音だけを聞いていたいという人がほとんどですよね。
いくらヒソヒソと話していても、スクリーン以外の音は気になってしまうもの。
集中して観られなくなってしまうので、おしゃべりしている人は強制的に退場させてほしいものです。
何度も観ている人がネタバレに近いことを言ってしまえば周りの人から、とんでもないクレームが来るでしょうし、訴えられたらおそらく勝てないでしょう。
犯罪に近い行為となるので十分に注意、上映が始まったらおしゃべりは厳禁です。
映画館以外からの持ち込みの飲食
映画館では、基本的に館内で売っているものしか飲食してはいけません。
噛んでも音が鳴りにくいポップコーンが定番ですが、上映中の静かなシーンなどでは食べないように心がけましょう。
ドリンクも、最後の方はズズズっと音が出やすいので注意。
もし、お菓子を持ち込んでいてボリボリ食べていたとしたら、帰りにトラブルになる可能性もあるので絶対に持ち込みは禁止ですよ。
ゴミの分別
映画館を出たらゴミを捨てることになりますが、そもそも館内に置いて帰らないように!
ゴミはロビーに出る前の通路辺りで回収することが多いですが、分別が指定されていたら必ず分けるようにします。
ストローやドリンクのフタはプラスチック類、カップは紙と分け、氷や飲み残しもそのまま捨てることのないように。
前の席を押す行為
映画館では脚を組んだり、前の席に背もたれに足を当てたりやりがちですが、これはトラブルの元になるので注意。
自分ではそのつもりはなくても、前の席を押してしまっている可能性もあります。
また、前の人の頭でスクリーンが見えにくいからといって、前の席の人に文句を言わないように。
自分の座高が高いと分かっているのであれば、後ろの人に迷惑をかけないように、後方に座るなどの対策をしてあげる配慮がほしいところ。
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まとめ
映画は、本来エンターテイメントを楽しむ場であって、トラブルを起こす場所ではありません。
お金を払ってるからといって、その人だけのスペースでもありません。
なかには、犯罪となてしまう迷惑行為もあるので、十分に把握してモラルを持って楽しみましょう。