ビジネスにおいて、相手に不快な思いをさせてしまう言動というものがあります。
気づかないうちにやってしまっていることも多く、気をつけておきたい事例を紹介します。
クセと一言で済ませせていて気にしていなかった場合は要注意ですよ。
会社のマナー・みっともないクセに注意
ビジネスだけでなく、日常生活においてもみっともないクセというものは周りの人を不快な思いにさせてしまうので注意しておきたい。
クセは、たいてい自分では気づいていないことがあるので、知らないうちに嫌われていることも。気がついていても、誰にも迷惑をかけてないいいじゃん!と思っている人も多いことでしょう。
しかし、ビジネスにおいては、そのクセが原因で取引先から敬遠され担当を外される可能性もなきにしもあらず。会社での飲み会などでも、近くにいて見ているとイライラするから一緒にいたくないと思われているかもしれませんよ。
ここでは、以下の7つのクセについて紹介していきますので、心当たりがある人は注意ですよ。
●腕組み
●あくび
●くしゃみ
●頬づえ
●髪をいじる
●動作の音
貧乏ゆすり
貧乏ゆすりは、自分ではイライラしていなくても、周りには「コイツ何怒っているの?」と思われてしまいます。見ていても不愉快ですし、落ち着きがない人間だと思われてしまいますよね。
人は必ずクセというものがありますが、これは対人でのシーンにおいて最悪の部類に入るでしょう。
会議中や打ち合わせで貧乏ゆすりが発動しようものなら、気になっ集中できやしませんよね。もし、相手が貧乏ゆすりしていたら、あなたはどう感じますか?
とはいえ、相手のクセには敏感でも自分がやっているときには気づいていないことが多い。
同僚として見かけたら注意してほしいですし、早めに注意しておかないと会社の信用にまで発展しかねないので注意。
腕組み
話をしているときに、よくやりがちなのが腕を組むしぐさ。これは、相手に威圧感を与え、偉そうな態度に見えてしまう。
腕を組みながら考えたり「なるほど」と相づちを打ったりしていませんか?
相手からしたら、「なるほど~」じゃねーよとツッコみたくなる態度ですよね。何をアピールしたいのか分かりませんが、ただただ自分を大きく、力を誇示したいだけにしか受け取られないでしょう。
よく考えてみてください。
上司や先輩で腕を組みながら話している人は、たいしたことないのに偉そうに見せたい雰囲気の嫌な人ではありませんか?
もちろん、プライベートで親しい関係性であれば気にならないかもしれませんが、そのままの態度で社外の人と会うと、きっと気づかないうちに不快にさせていますよ。
腕を組むことで相手をブロックしていると受け取られ、警戒していると思われる可能性もあるので注意。
あくび
仕事をしていると、どうしても眠くなってしまうこともあるでしょう。そんなとき、出てしまうのがあくびですよね。
生理現象の一つなので仕方ありませんが、人前で堂々とやってしまうのはNG。特に、人と話しているときにあくびをしようものなら、相手はどう思うでしょうか。
これは、話していること自体つまらないと言っているようなもので、失礼にもほどがあります。
話している最中には何とか我慢すべきですし、席を外せるようでれば見えないところで行うべき。当たり前のマナーなので、これができないようだと今後ずっと苦労することになるのでは?
くしゃみ
あくびと同様に、生理現象として出てきてしまうのがくしゃみ。くしゃみは、あくびと違って止めたり我慢したりするのが難しいですよね。
もし、くしゃみが出てしまう場合には、手で口元を押さえること。口を押さえても、相手に向かってしないように、顔を下に向けるか誰もいない方向に向いて行うのがベター。
その際に、「ヘーックショイ!」と豪華な声を出してしまっては、不快そのもの。くしゃみが出てしまう場合は、できるだけ小さな音にとどめることに努力しましょう。
最後に、「失礼しました」と一言付けるのが最低限のマナー。
頬づえ
頬づえは、考えごとをしているときに自然とやってしまうもの。しかし、これもできれば気をつけてやらないようにしておきたいクセの一つ。
これは、周りの受け取り方によっては、やる気が感じられない人と思われてしまう可能性があります。自分ではやる気満々であっても、投げやりな態度に映ってしまったらもったいない。
「やる気ないのか?」と上司に言われ、それに応じるやり取り自体無駄なことですよね。それだったら、最初からそんなことを言われないように頬づえはしない方が賢明です。
髪をいじる
髪をビシッとキメて会社に行くという人・・・会社で頻繁に髪をいじってはいませんか?
または、通勤途中無駄に気にしていませんか?
電車の窓を見ては髪を触ってみたり、反射する壁でいじってみたり。ナルシストなのはいいですが、やればやるほど周りは不快な思いになってますよ!
特にビジネスにおいて、髪ばかりいじっているのはただただみっともないものです。
きちんとした髪型で人に会いたいのは分かりますが、そんなあなたが集めるのは「しっかりしている」「かっこいい」という意見ではなく冷ややかな視線。
髪に付いた整髪料をさんざん触った後に、デスクや資料、公共のものを触るなんて、相手の会社に行った時なんて失礼極まりないですよね。
そもそも髪の毛は時間が経てば経つほど汚れが付いていくものですし、皮脂が付着しているので、不快感を与えてしまうので注意。
動作の音
貧乏ゆすりと同じように、無駄に音を立てるしぐさというものは、周りに迷惑をかけていることが多いので注意。
椅子から立ち上がる際に、ガタンガタン。
ドアの開け閉めでバタン。
書類を見るときにガサガサ、ドサッ。
周りにこんな音を立てられたら、あなたはどう感じますか?
態度が悪い人に思ってしまいますよね?
イライラしているようにもみえますし、横柄な人間だと思われても仕方ありません。
一言で言ってしまえば「がさつ」ということになるのでしょうが、こんな人と一緒の空間で仕事なんてできたものではありませんよね。「元気」と「騒々しい」ではまったく違います。
きちんと育ててもらっていたとしても、親のしつけや教育の仕方まで疑われてしまうこともありますので、音には気を配って行動したいものです。
まとめ
人のクセは、自分で気がついていなくても相手に不快な思いをさせていることに気がつくことも大切です。
「誰にも迷惑掛けていないからいいじゃないですか」と思うのであれば、上司や同僚全員に聞いてみればいいでしょう。
何事も、相手の立場に立って物事を考えてみると、見えてくることもありますし、自分が間違っていた場合は素直に直すことで好印象に繋がりますよ。