【言葉づかいのマナー】褒めるとき・褒められるときの注意点

人は褒められるうれしい気持ちになり、仕事であればやる気が出てくるもの。

しかし、褒められたからといって調子に乗っていては社内で孤立しかねません。

また、相手を褒める立場になったときには注意しておきたいのが上司や取引先への言葉。

褒められ上手、褒め上手になって気持ちのよい社会人生活を送りたいものですね。



褒められたら素直に対応

CHECK
・褒められたら謙遜しすぎない
・「○○さんのおかげです」と言えばさらに良し

仕事が上手くいけば上司や先輩から褒められることがあるでしょう。うれしい反面、どこまで喜んでいいのか分からず、自分のことを謙遜して受け答えをしがち。

控えめで日本人らしい対応に思えるかもしれませんが、恐縮しすぎはかえってよくない。

「いえいえ、とんでもありません」「まだまだ未熟で・・・」と上司の褒め言葉を否定してしまっては、褒めた相手自身も否定したと思われてしまう可能性も。

褒められたときには、素直に「ありがとうございます」などと笑顔を見せ、「○○さんのおかげです」などと言ってみてはいかがだろうか。

相手もうれしい気持ちになるでしょうし、今後もかわいい後輩として付き合ってくれることでしょう。

褒めた相手を立てる

CHECK
・プラス一言で好感度アップ
・話が弾むきっかけにもなる

褒められたときに相手を立てることができると、さらに好感度アップ。

褒められたら「ありがとうございます」と答えるのが普通ですが、プラス一言「○○さんにおっしゃっていただくと、とてもうれしく思います」などと言ってみる。

すると、自然と褒めた相手を立てることになり、相手も悪い気がしませんよね。他には「気づいてくださっていたんですね」「○○さんにサポートいただいたおかげです」なんていいかもしれません。

さらに「○○さんも、~がご趣味だとうかがっておりますが」などと、自然と会話を弾ませることができてくると、社交性豊かなビジネスパーソンとして一段階アップしますよ。



センスを褒める

CHECK
・物よりも感性を褒める
・センスがないと思っているのに褒めるとバレるので注意

会話の入りとして、身につけている物に対して褒めるというケースがありますよね。

身につけている物を褒められると悪い気はしませんが、物自体を褒められるよりは「センスがいいですね」と感性を褒められたほうがうれしいもの

服装であれば、「素敵なお召し物が、よく似合っていらっしゃる」と。選んだセンスや、着こなしている本人を褒めることになるのでよりうれしさが増し、心軽やかに話が弾むことでしょう。

髪型を変えていたら、「ますますオシャレになりましたね」など、容姿の変化にも注視しておくことも好感度アップの秘訣。

ただし、心の中では「センスない」「ダサい」と思ったら無理に褒めても、本心が見え隠れしてしまう可能性があるので注意。

目上の人を褒めるのはNG

上司や先輩を褒めるというのは、ねぎらいの気持ちがあったとしても失礼にあたってしまいます。

上司が残業で遅くまで仕事をしていたとします。「頑張っていらっしゃいますね」と言われた上司はどう思うでしょうか?

部下が上司をねぎらうのは基本的にNGです。普通は上司が部下に言う言葉であり、これは敬語を使えばいいというものでもありません。

自分では褒めるために言った言葉でも、相手よっては見下されていると思われてしまいます。

では、どんな対応をすれば失礼にあたらないのか・・・。

ゴマすりに聞こえない上手な褒め方

上司を褒める

上司を褒めるのは基本的にNGですが、何も言わないのも非常識だと思われてしまいます。

「何でもできて、さすがですね」と言われれば、上司は馬鹿にしているのかと思うかもしれません。

勉強になりました」「大変参考になりました」などと言うと嫌味さもなく相手に尊敬の念を伝えることができるでしょう。

「さすがですね」や「うまいですね」と言うよりは、「今度教えてください」「お話をきかせてください」などと遠回しに褒めるのが効果的

なぜここまで上司に気を遣わなければいけないのか分かりませんが、これが日本的なビジネスマナーなんですよね・・・疲れてしまわないように気楽にいきましょう。

取引先を褒める

取引先に対して褒める場合は、個人ではなく会社という組織を褒めることになります。「快挙ですね」「本領発揮ですね」など、オーバーなくらいでも気になりません

むしろ、ユーモアがあって好印象でしょう。

自分の会社がオーバーな褒められ方をした場合は、「おかげさまで」と言っておけば問題ない。わざとらしいと思っても、素直に受け入れておきましょう。

まとめ

人を褒めるとき、褒められるときというのは、自分や相手の立場によって言葉が変わってくるもの。

この選択を間違えてしまうと、関係性に亀裂が走ることもあるので注意。

相手が本当に素晴らし方であれば褒めるマナーを実行したいものですが、ポンコツ上司だっらた心を「無」にして乗り切るしかありませんね・・・。